今日は『ほっこり会公開講座』に行ってきました。
今回は、司会者としてもスタッフとして参加させていただきました。
70人くらいは来られるかなとおもいきや、開場したら、当日参加の方も多数で、100名ちかくの方にお越し頂けました。
非常に関心の高い講座なんでしょう。
第一部は 『精神科におけるリカバリー』結のぞみ病院の院長先生 真木修一先生にご登壇いただきました。
精神科におけるリカバリーと題してのお話です。
院長先生から直接お話を聞けるという貴重な機会でした。
やっぱり、精神科に入院って怖い…ってどうしても思います。
ですが院長先生は「入院を怖がらないで」とおっしゃっておられました。
お医者さんの立場からの言葉だったので、結構ささりました。
それと、リカバリーの過程、見守りのポイント、家族の接し方など伺っていると、本当に「ペアトレ」での関わり方と同じだなあと思うことがたくさんありました。
あと、印象に残った言葉として、「ほどよい距離感」ということ。
成人の方の支援では、本当に重要だと日々思います。
私も気を付けていますが、改めて再確認することができました。
第二部は、社会福祉法人わたむきの里福祉会 東近江圏域・暮らし応援センター Tekito~ 相談統括
野々村光子さんの講演でした。
野々村さんのことは存じ上げなかったのですが、一瞬でファンになりました。
引きこもっている当事者の方、就労に結び付けたい方に対して、その人を否定せず、
そのまんまでええねんで。でもそんなあなたを必要としているよ。
めちゃめちゃ共感したし、あ、そういう手があったよね!って目からうろこでした。
「こうしたらどう?」っていうことは、どうしても言いたくなります。
意思決定支援といいながら、どこか自分の思う方向に誘導してしまっているのでは、と自分でも思うことがあります。
でも、野々村さんは、「そう言ったことが一度もない」のだそうです。
それで沢山の人を救ってこられました。
シンプルにすごいなあー!と。
もっとたくさんお話伺いたいです。
あとは~、支援者として、もちろん親としてもだけど、気楽に関わること。
これはもう、本当に共感でした。
大変だけど、それがおもろい。
この2年で、私もようやくわかってきたところです。
これは、最初からわかっていたらよかったし。
それで失敗もたくさんしたかもしれません。
今でも思い出すと、胸がきゅっと痛くなります。
後悔することは山ほどあります。
でもその過程が私には必要だったのだと思います。
それでまた同じように導いてくださる先輩方が、
それでいいよ。と言ってくださるかたがたくさんいたので。
今日のお話で、さらに、確信を持てた、って感じです。
ソーシャルワーカーとして、親の会の活動としても、まだまだ私は勉強しなければ。
世の中、すごい人がいっぱいいるものです。
野々村さんとは、また絶対お会いしたいです。
あと、今日の講演では、とても素敵な出会いがもう一つありました。
何と、私の出身高校の1年後輩の方がおられたのです。
私の出身は福井なので、これはもう運命としか思えない!!
同じ富田林で、同じ高校で、しかも同じコースだったので。
文化祭でピエロの格好をして司会をしたこととか。
いろいろ、いらんことやらかしてたことを思い出し、高校の時から私は目立っていたんだなと改めて思いました。
悪目立ち。。。
本当は目立ちたくないし、自分自身超自信ないし、常に「セカンド」がいいとおもうタチですが。
性分なのか、結果的にそうなっていないのが現実です。
今日はこの公開講座に参加できて本当によかったです。
素敵な出会いに感謝して、前向いて頑張ろうと思います!
最後に、ほっこり会のみなさま。私のようなつたない司会をつかっていただき、ありがとうございました。