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わたしは独立型社会福祉士です。
第12回 大阪社会福祉士会学会に参加してきました。
2年前はパネリストとして参加したこの会、
今回は「独立型社会福祉士」として、自分自身の方向性をどうしていくか、
改めて考えるため、自己研鑽を積むために行ってきました。
今年一年は、SSWとしての活動も始まり、また、自分自身も後見活動で、多くの方を担当させていただいているなかで、
対応が難しく、本当に悩むことが多かったと思います。
そのたびに、SVの先生方にお尋ねしながら、何とか切り抜けてきた…というのが正直なところです。
一生懸命やってはいるけど、あまり手ごたえを感じられず、自信をなくしそうになることもありました。
一方、ちょっとずつ、実践を積み重ねられたことに手ごたえも感じるという、入り混じったものを感じてます。
今年のソーシャルワークの実践と、スーパービジョンで学んだこと
●主体的に動く
●アセスメントなしには走らない
●謙虚さを忘れない
今回の学会は、そんな私の一年の集大成、と言う気持ちでした。
基調講演では カラーサの横田一也先生
「ソーシャルワークにおける独立型社会福祉士の機能と可能性を探る」
というテーマでご登壇されていました。
横田さんは、ソーシャルワークの経歴も長く、大学の講師までされているすごい方なのですが。
わたしのようなものに、いつも気さくに声をかけていただいています。
ひとつほっとしたのが、「皆さん、社会福祉士と名乗ってますか」と呼びかけられたのですが。
そういえば、開業してから、電話でも、社会福祉士の佐藤です。ってちゃんと言ってるなあ
(っていうか、それしか言いようがないのだけど)
そこはなんかちょっとうれしかったかもしれません。
横田さんのお話には、いつも必ずしかるべき根拠も示してくださるのでとても納得できます。
自分の実践に自信をもって、自分の価値を高める努力を続け、社会福祉士として誇りを持つこと。
改めて感じさせていただきました。
また機会があったら、横田さんのお話を伺えたらと思いました。
3名の独立された方のお話をうかがいました。
どのかたも、素晴らしい実践をされていて、信念が一本バシッと通ってて、10年先のビジョンもしっかりもっておられる。
私なんて本当に、まだまだ下の方でくすぶっているだけだなあと思いました💦
私は今回のパネリストの皆さんと同じような実践、きっと難しいだろうな、とも思いました。
だけど、一つ一つの仕事を丁寧にやっていく。実践を積み重ねていくしかないのかなと思っています。
これも横田さんからいつも言われていることですが、これからも、私らしい形でやっていければ、と思います。
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電子マネートラブルに対する現状と対策
電子マネーって便利ですが…
私も最近、現金をあまり持ち歩かなくなっています。
決済方法も、カード決済とか、QRコード決済とか。
税金や健康保険料まで、電子マネー決済が使えます。
自動販売機のジュースまでスマホで買えちゃう。
財布が無くても、スマホがあればどうにかなる、っていってもいいくらいです。
でも一方で、様々な問題が発生している。これもまた現実です。
キャリア携帯など、「携帯電話料金とまとめて支払える」
といったサービスによるトラブル
小さい子どもに渡しているスマホでは、制限がかかっているので大丈夫だとは思いますが、
大人の方でこの決済方法を無尽蔵に使ってしまい、料金明細をみたら何万も…といった、思わぬトラブルになっていることが多くなっています。
★「
ゲーム課金」によるトラブル
もちろん、普通のネットでの買い物などでも使われたりするかと思うのですが、
使いすぎてしまうジャンルで言うと、
ゲーム課金が圧倒的に多いです。
キャリアによっては制限をかけられたりしますが、18歳をすぎている方はすでに成人になっていますので、
「法的には」ですが、保護者の同意なく自由に使えるようになります。
電子マネーは目に見えないから、自分がいくら使っているかわからなくなる。
電子マネーを使いすぎるということは、誰でも一度は経験したことがあると思います。
そんなときは、「次から気を付けよう」とか「明細ちゃんと見ておこう」などと、次どうしたらいいか考え、行動することが大事ですが、
そのような修正が難しい方も、中にはおられます。
最近のキャリア携帯の明細は、画面で確認するだけで、紙で出さないことが一般的で、だいたいは本人の所持しているスマホから「ログイン」して、利用状況を確認できます。
ショップにいけば、本人が同伴していれば、明細を印刷してもらえます(有償の場合もあります)
小さいうちから、様々な工夫をこらして、金銭感覚を育てておくことは、もうほんとうに、大事だと思います!
自分の使ったお金を「見える化」していくこと、そしてその習慣を早くから身に着けておきましょう。
子どものうちは、携帯のゲーム課金はできなくしているから大丈夫、と思っていても、大人になったらそういった制限もなくなります。
携帯で何か買ったりしても、現金で買っても、電子マネーであっても、とりあえず使ったら全て書き残す。
自分がどのくらい使っているのか、収入以上に使いすぎていないか、チェックしていくこと。
可能であれば「現金」での支払いの経験も積んでおく。
いざとなったら、やっぱり現金だし、お金の価値を体感できるものは、やっぱり現金を使う経験であると思います。
電子マネーのことについても、当事務所でご相談いただけます。
お金の問題は根が深いことがあります。
「おかしいな」「心配だな」と思うことがあったら、早めにご相談ください。
※当事務所としては、福祉の専門職としてお話を伺います。必要に応じ、司法書士、弁護士等の先生方にお繋ぎ致します。
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スーパービジョン
社会福祉士の資格を取得したのが2016年、大阪社会福祉士会に所属し基礎研修を開始したのが2018年でした。そこから3年の基礎研修を経て、大阪社会福祉士会ぱあとなあに所属し、後見業務を開始しました。
スタートした頃は、正直この仕事をなめていた。というか…(先輩方から怒られそうですが)
ソーシャルワークについても、社会福祉士の倫理綱領についても、理屈で分かっていた程度。
実践では、迷い、戸惑う日々。悩むというより、怖い。という言葉が合うかも、というくらい、追い込まれたりしました(-_-;)
このままではいけないと思い、
2022年より、とある大学にて、正式に『スーパービジョン』を受けることにしました。
スーパービジョン(SV)とは、対人援助法の一種。
スーパーバイザー(指導する者)とスーパーバイジー(指導を受ける者)の間で行われる対話です。
支援対象と自分の間で行き詰まっている問題を、第三者の視点から見てもらうことで解決の糸口を探すのが主な目的です。
より質の高いソーシャルワークの実践につなぐこと。
様々な視点から物事を見ることができるようになること。
自分の実践や評価を、『可視化』つまり、文字として記録を残すこと。
今年で2年目となるスーパービジョンですが。すごく難しく、ついていくのがやっとです。
あと、やはり独立型社会福祉士ですので、自分の仕事を評価したあとに、客観的に見ていただく機会は、すごく大事だとも思います。
独りよがりで、満足していたら、やっぱり怖いじゃないですか。
今回のスーパービジョンは、スクールソーシャルワークの実践から事例検討を実施、その中で色々とアドバイスをいただきました。
生活モデル中心のソーシャルワークでは、『環境』というところをどう考えるか、というところが難しくて、今めっちゃ考えているテーマです。
なぜかというと、スクールソーシャルワークは『環境』に働きかけるのが役目だからです。
じゃあその環境って、具体的に言うと、何なのでしょう。となっているわけです。
環境とは。
教室なのか、先生方なのか、生徒なのか、家庭なのか。
そしてその環境に、我々はどう関わればいいのか。
私は、先生でもなければ、保護者でもない、間接支援として関わるソーシャルワーカー。
極端なこといえば、現場によっては、その環境という概念が覆ってくる。
多分覆ってしまってはいけないのだろうなと思うのですが、これが正解かどうかもわからない。
言い換えれば、ぶれまくっているんですよね。
自信がないときだって、やっぱりあるので。
社会福祉士の仕事って、本当に携わるケースや立場によって、全然違う考えで挑まないといけないときがあります。
まだまだ私には物事を客観視するスキルが不足しています。もっと自己研鑽が必要だと思います。
開業しているにもかかわらず、まだ発展途上でいいのか、と思いますが。
これでもう十分、これ以上学ぶことなんてない、なんて日はやってこないと思ううです。
それに、学ぶことはとても楽しい。
仕事の合間を縫って、勉強するのは簡単ではありませんが💦
でも、ありがとうと言ってもらえたり、私で良かったと言ってくれる人が、少しずつ増えてきていて、
ちょっとずつだけど、自信ももてるようになってきています。
小さな一歩でも、そして時には2歩も3歩も下がることもあるかもしれませんが…
その人にとって、一番のソーシャルワークを提供し続けることができるように
とにかく、頑張ろうと思います!
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意思決定支援~被後見人って自由なお金はあるの?~
意思決定支援、と言う言葉を、最近よく聞かれるようになりましたね。
私自身まだまだわからないことが多いので、自身も勉強しつつ、実践をとおして学びを深めているところです。
後見業務で意思決定支援が出てくる局面と言えば、やはり施設やグループホームに入るという決断をする。というのが鉄板。
年金や生活保護の受給の手続きをするかどうか、とか。手帳を取得するかどうかとか…
その他、日常のちょっとした買い物、携帯電話の契約、行動など、軽く相談されたり、時には判断を求められることもあります。
後見人としては、法律行為に対して「代理権」がみとめられてはいますが、(保佐、補助なら同意権もあります)
必要のないことまで金銭の利用を禁じたり、参加を制限することはあってはならないと考えています。
これらの行為は、憲法で認められている基本的人権「自由権」に相当し、ゆえに最大限尊重されるべきものです。
もし、「確実にこのことを行ったら、本人に多大な損害が及ぶことが明白である」と判断されれば、
本人を守るために、支援者間で話し合い、慎重な議論のうえで、より最善の結論を出していきます。
よく、「後見人がついたら、お金を自由に使えなくなるんでしょ」とか、
「おこづかいもらえないんでしょ」とかおっしゃる方がおられます。
確かに、ネットでもそのようなことが書いてあるのを見かけたこともありますし、テレビでも報道されていました。
なんの理由もなく、おこづかいが全くない、使わせてもらえない。
もしそのような支援者、後見人がついてると考えられるのであれば、躊躇することなく、どなたかに相談に行かれても良いかと思います。
本人の意思に反する決断をせざるを得ないときは、より慎重でなければならないと考えています。
私たち後見業務を行っているものとしては、ご本人の大切なお金や資産を預かっています。
そのお金を守り、ご本人の生活が困ることがないようにしていく責務があります。
判断が難しい場合は、先ほども書きました通り、支援者間で共有して、どういう形がベストなのか、しっかりと話し合いを持ちます。
さらに「
意思決定支援ガイドライン」に基づいて、丁寧にプロセスをふみながら、最終の決断をしていきます。
意思決定支援については、色々と話すテーマがありそうなので、また後日あらためて書いてみたいと思います!
※法律の専門ではないので、意思決定支援に関することにつきましては、裁判所や公的機関の情報を参考にしていただけると幸いです。
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事務所のブログ
ホームページを立ち上げて、約1か月たちました。ホームページをつくる作業、想像以上、ほんとに大変でした。
自分の方向性もあいまいなまま、軽い気持ちだったので、それが一番よくなくて、
サポートしてくださったリウムスタッフさんにもご心配をおかけしてしまいました。
いかに、中身を整理できていなかったか思い知らされました。
リウムスマイルさんに、手取り足取り、状況を整理してもらいメニューを決めました。
私の今までの業務経験、プライベートでの経験から、何とかひねり出した、というのが本音です。
早速、ホームページを見てくださった方から、声をかけてくださるようになり、とりあえずはほっとしています。
ほんの少しでも反響があってよかったです。
でも、ここがスタートライン。
私にとっては、この一連の出来事は、大きな投資。
誰かの役に立てる仕事がしたい、ということが私の目標(夢)であるとすれば
人数こそ少ないけれど、いろんな方々の人生に携わることができ、何かしらのお役に立てていて、今、叶っているといえます。
でも、関わらせていただく以上、もっと質の高いサービスを提供するための精進をしなければなりません。
ソーシャルワークについては、まだ素人。
意思決定支援ガイドラインについても場数がまだ不足しています。
認定社会福祉士になることを目指して頑張ることも。
そして私自身が、日々豊かな生活を送り、その背中を、我が子どもたちにも見ていてもらいたいと思っています。

具体的業務内容については、守秘義務があるから発信することはできません。
自分の生活についても、子どもたちも大きくなったし、プライベートなことは以前のようには書けないと思います。
何を書けばいいのかわからないという状態が、Facebookなどでも続いていました。
さらに仕事や家のことで忙しく…
でもよく考えれば、これら全部言い訳になるのでしょう。
Facebookって、1年前、とか、うん年前とか、思い出、とか出てくることありますよね。
私だけかもしれませんが、以前に自分がかいた記事って、なんかいやー( ゚Д゚)ってなるんですよね。
自分の書いたこが、見るに堪えない。夜更けにかいたラブレターを、朝読み返しているような。
コロナとか、ネットのルールとか、いろいろと価値観とかマナーも変わってきたからかもしれないですが。
でも、仕事としてホームページを立ち上げたからには、やっぱり書かないと。。。
プライベートではなくて公式のものとして。
一方で書くことなんて何もない、と悶々とする日々。
リウムの方にも、リウム代表の穂口さんにも、とにかく自信がない、愚痴っぽく言い続けてきたように思います。
でも、それではやっぱりいけませんよね。
関わっている方にも、いっぱいありがとう、言うてもらってる。
もっと自信もっていいはず!
そう思わなくては、私のクライアントの皆さんにも失礼ですよね。
やっぱり、せっかくブログを書くのだから、自分らしさを前面に出して、差別化したいなあと思ています。
私の仕事は『ソーシャルワーカー』ですが、対外的に何をしているのかよくわからないかもしれません。
(自分もかつてはわからなかったので)
ソーシャルワーカーとしての実務経験はまだ浅いので、書く内容に価値があるかどうかは未知数だし。
何が正解で、何が間違っているかということも、その時によって違うし、人によって評価もかわるという、曖昧な世界。
ブログに書いても、褒められることも、認められることも無いかもしれません。
だけど、関わってくださった方に、喜んでもらえればそれでいいはずなので。ちょっとでも伝わり、ソーシャルワークというお仕事がほんとに必要であること、社会的な役割を、少しでも多くの方の心の片隅にでも残ったらいいなと思います。
目の前にいる方々のサポートを全力でやること。
地域福祉のための研鑽を積み重ねていくこと。
仕事もプライベートも楽しむこと。
個人情報に細心の注意を払い、日々の活動にも少しだけ言及もしていきます。
制度的なことも、体験談的に書ければいいですね。
この7月より、非常勤ですが、スタッフ2名を迎えています。二人とも有能で経験も豊富です!!
業務をより迅速に、正確に、円滑に進めていくことができるかと思います!
何より、当事者の皆さんの心に寄り添い、あきらめず、支援していきたいと思っています。
このような事務所です。
どうぞよろしくお願い致します。
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ホームページが新しくなりました
NPO法人COLORSは、おかげさまで、今年10周年を迎えました。
この節目の年に、代表佐藤のホームページと合併という形ではありますが、新たにホームページを作成することにしました。
理由は色々あるのですが、
一番は、地域の方に、
広く、この地域にペアレント・トレーニングを届けたい
と言う思いが一番でした。
ぜひ、発達に課題のある子どもたちと、その保護者の方に広めたい。
正直ほぼボランティアでの実施で、スタッフにも、時間的、金銭的にもかなり負担をかけていましたが、
それでもやっていく価値があると、私たちは確信し、信じてやってきました。
今回のHP作成にあたり、日ごろお世話になっている穂口さんの『
リウムスマイル』さんにご協力をいただきました。
軽い気持ちで、『ペアトレの普及のために、ホームページを新しくしたい』と、ご相談させていただいたところ、
自分のこれからのビジネススタイル、方向性まで、色々と整理していただき、自分自身の仕事のスキルアップにもつながったと思います。
自分自身の今までを振り返りながら、なんだかちょっと自信をなくしかけたりもしましたが…
資金的なこともあって、『佐藤社会福祉士事務所』の一部を間借りする形にはなりますが、
今までよりもっと見やすく、充実したホームページを作っていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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事務所ブログ