1. 事務所ブログ
  2. 電子マネートラブルに対する現状と対策
 

電子マネートラブルに対する現状と対策

電子マネーって便利ですが…


私も最近、現金をあまり持ち歩かなくなっています。
決済方法も、カード決済とか、QRコード決済とか。
税金や健康保険料まで、電子マネー決済が使えます。
自動販売機のジュースまでスマホで買えちゃう。
財布が無くても、スマホがあればどうにかなる、っていってもいいくらいです。

でも一方で、様々な問題が発生している。これもまた現実です。

よくあるご相談


キャリア携帯など、「携帯電話料金とまとめて支払える」

といったサービスによるトラブル

小さい子どもに渡しているスマホでは、制限がかかっているので大丈夫だとは思いますが、
大人の方でこの決済方法を無尽蔵に使ってしまい、料金明細をみたら何万も…といった、思わぬトラブルになっていることが多くなっています。

★「ゲーム課金

」によるトラブル


もちろん、普通のネットでの買い物などでも使われたりするかと思うのですが、
使いすぎてしまうジャンルで言うと、ゲーム課金が圧倒的に多いです。
キャリアによっては制限をかけられたりしますが、18歳をすぎている方はすでに成人になっていますので、
「法的には」ですが、保護者の同意なく自由に使えるようになります。


★金銭感覚などに関する悩み


電子マネーは目に見えないから、自分がいくら使っているかわからなくなる。

電子マネーを使いすぎるということは、誰でも一度は経験したことがあると思います。
そんなときは、「次から気を付けよう」とか「明細ちゃんと見ておこう」などと、次どうしたらいいか考え、行動することが大事ですが、
そのような修正が難しい方も、中にはおられます。

最近のキャリア携帯の明細は、画面で確認するだけで、紙で出さないことが一般的で、だいたいは本人の所持しているスマホから「ログイン」して、利用状況を確認できます。
ショップにいけば、本人が同伴していれば、明細を印刷してもらえます(有償の場合もあります)

小さいうちから、様々な工夫をこらして、金銭感覚を育てておくことは、もうほんとうに、大事だと思います!

対策


「家計簿」「おこづかい帳」をつける

自分の使ったお金を「見える化」していくこと、そしてその習慣を早くから身に着けておきましょう。
子どものうちは、携帯のゲーム課金はできなくしているから大丈夫、と思っていても、大人になったらそういった制限もなくなります。
携帯で何か買ったりしても、現金で買っても、電子マネーであっても、とりあえず使ったら全て書き残す。
自分がどのくらい使っているのか、収入以上に使いすぎていないか、チェックしていくこと。

可能であれば「現金」での支払いの経験も積んでおく。

いざとなったら、やっぱり現金だし、お金の価値を体感できるものは、やっぱり現金を使う経験であると思います。


電子マネーのことについても、当事務所でご相談いただけます。

お金の問題は根が深いことがあります。
「おかしいな」「心配だな」と思うことがあったら、早めにご相談ください。

※当事務所としては、福祉の専門職としてお話を伺います。必要に応じ、司法書士、弁護士等の先生方にお繋ぎ致します。