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2024年もう一つのチャレンジと感謝
COLORS発足10周年
節目の年である2024年、COLORSと佐藤事務所合同と言う形で、
度々お伝えしておりますが、今年度はホームページをリニューアルしております。
SSWと並んで、私の今年のもう一つのチャレンジと言ってよいかと思います。
思い起こせば、2014年、最初のホームページの立ち上げに協力してくれたのが、幼馴染のT氏でした。
地元で会社を立ち上げる前は、某有名ゲームメーカーで働いてて、ゲームのエンドロールとかに名前がでるくらいだったらしい。
そんな彼と、ひょんなことから連絡がとれて、ホームページを作るんだと相談をしたら、大賛成してくれて。
ワードプレスの使い方を一から説明してくれました。
良いホームページ、信頼できるホームページって、どういうものなのかというのも教えてもらいました。
全くのド素人のわたしですが、どうにかこうにか、自力でホームページを作り上げることができました。
本当にお世話になりました。T氏、今どうしているのかなあ。
それでもやっぱり、素人は素人…技術的にも限界にきたのと、あとは、
ホームページって、いったい何を発信すればいいの?という疑問にぶつかったこともあって、
PTA役員のときに、会長だった穂口さんの「リウムスマイル」さんを利用することを決意しました。
リウムスマイルのコンサルを受けることで、ホームページの立ち上げに限らず、自分の今の状況、これからのことなど、
本当に色々と相談に乗ってくださいました。
教えていたただいたことはたくさんあるのですが、一番に残っているのは、
「小さなお仕事なのだから、身近な人にわかってもらえればいい!」
ということです。
沢山の人に思いを伝える必要はないんですよね。
そのことが分かって、安堵しました。
今自分の身近にいるクライアント、支援者のみなさんと、しっかりと関係を作ること。
そのために、普段の仕事でベストを尽くしていくこと。
福祉の専門職として、ソーシャルワーカーとして、さらに質の高い仕事を目指していくこと。
そこから、一緒に仕事していく中で、佐藤さんって、どんな人なんだろう、とホームページを見てもらえれば…
また新しいご縁が繋がっていくのかなと思っています。
一方で…このままの状態だと
「何がしたいのかよくわからない」って思われるだろうなと思います。
自分の仕事がマルチなのと、COLORSのこともあるので、仕方がないかもしれませんが。
そこがまだ甘いところだなと思いますので、そこは来年度の宿題として、考えていきたいと思います。
あとは、今まで私と一緒にCOLORSで活動やってくれた理事の二人。
感謝ですよね。本当にほぼボランティア活動だというのに、10年間、色々と頑張ってくれたので。
なかなか、できることではないと思っています。
わたしなりに、恩返しできたらいいなあと思っています。
本当に、素晴らしい仲間です。
本当にありがとうございます。
来年度もよろしくお願い致します。
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富田林市こどもの権利条約制定に向けた関係団体等ヒアリング調査
先日、富田林市に置いて実施された「こどもの権利条約制定に向けた関係団体等アンケート調査」に協力させていただいたのですが、その流れで、今回当法人も、ヒアリング調査に参加させていただきました。
スケジュールが本当に厳しく、毎日分刻みの状態で…どうしても会場に行くことが叶わなかったので、今回オンラインにて参加しました。
オンラインで入ったところ、お、知ってる顔がちらほら…というか、ほとんど知っている顔が並んでいました。
これも地域に根差した活動ができているってことなのだ!と嬉しくなりました。
気になったのが、どうやらオンラインで参加しているのは私一人らしく。
画面の中央、天井にくっついているプロジェクターがキラキラと光っていました。
何度も講演会を運営しているのでピンときましたが、駐車場に止めてあわててログインした私の姿。
どんな大きさで投影されているんだ、まさか・・・という疑念がわいてきましたが、見て見ぬふりをしました。
子どもの権利について、特に私は、発達障がいのある子どもたち、そして親の人権について、どのような活動をしているか、ということで、熱い思いを伝えてまいりました。
法人としては、やはりペアレント・トレーニング講座の広報、そして評価を市民に広く伝えるというところで行政と連携を取っていきたい、というところ。
発達障がいの子どもを育てる保護者としては、だれもが安心して学べる学習環境、居場所。学習したいと思う子どもたちに対しての学習保障をしっかりしてほしい。
といったことを、保護者代表としてつたえてきました。
学校行くことがしんどい子、学校は行けるけど教室がしんどい子、勉強が苦手な子、友達とのことで悩んでいる子
そして、学校での決められた学び方がちょっと合わないな、って思っている子。
いろんな子どもたちが、自分の学び方を自由に選べるといいなと。
子どもを育んでいく大人の責任として、どの子も安心して学べる環境を、合理的配慮の範囲内で、できることをやってほしいと思います。
参加者の方のそれぞれの立場の方が、日々感じられていることを聞かせていただいたのですが、どの方の発言も、「ほんまそうやわ」と思うことが多かったです。
高校生の不登校支援が少ない、外国籍の子どもが増えている現状など、色々と学ばせていただきました。
世の中本当に目まぐるしく変化し、多様性も認められてきているけど、それでもまだまだ、子どもの人権は十分に守られていないのだと改めて感じます。
最後に、皆さんご挨拶して会議は終了しました。
「もしかして私ってだいぶでかく映ってます?」とたずねると、
どっと笑いがおきました。ある女性の方が(めっちゃ知り合い)うんうんと嬉しそうにうなずいているではありませんか。
や、、、やっぱりそうだったんだ。
もしかして毛穴まで見えていたのではないかと心配になりました。
オンラインとはいえ、やっぱりぬかりなくしないといけないなと、一つ勉強になりました。
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大阪府発達障がい親の会ネットワーク会議
先日、大阪府にある親の会でつくる「大阪府発達障がい親の会ネットワーク」会議に参加しました。
当団体からは、佐藤含め2名で行ってきました。
このネットワークでは、大阪府発達障がい者支援センターアクトおおさか様のご協力もいただき、大阪府の親の会の情報交換の場として、また、「ペアレントメンター事業」の事務局としても活動をしています。
私たちCOLORSも、団体に所属してからもう何年?でしょうか。
大阪府や国の方針の最新情報や、地域の情報、団体の活動など、本当に色々な情報をいただける貴重な時間です。
そして、、、ここにきているメンバーはとにかく元気で楽しいんです。
今回も会議が終わった後、恒例のランチにいってきました。私(佐藤)は、次の仕事の時間があって、途中抜けしましたが。
とにかく、元気をもらえます。
これが親の会にしかできない、元気の源。
こんな雰囲気も、COLORSの中でできればなあ、ということを思いました。
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ペアトレ説明会
本日は、ペアトレ説明会を開催しました。
保護者や支援者の方など、10名の方がお申込み、参加してくださいました。
やっぱり、何度聞いても聞きごたえがありますね!
米田先生の強みは、常に学び続ける姿勢を持ち続けられている先生の知識の豊富さはさることながら、当事者の保護者でおられるということ。
教職、親の会、福祉など、あらゆる分野での実践経験を持っておられます。
だから、米田先生の言葉一つ一つが、私たち親の心に響くのです。
先生のお子さんとのエピソード、しんどかった時のこと。
学校の先生をされていたときのことなど。
そして、思春期のお子さんの対応をたくさんされている先生だからこそ、今必要なことが何かを教えてくださるのです。
最後に、これだけは覚えていて。と先生はおっしゃいました。
「感情は受け止めるが、行動は修正する」
感情を受け止めるって、何だろう、行動を修正するって、何をするの?
それがまさに、ペアトレです。
ぜひ、一人でも多くの方がペアトレに参加してくださって、楽しい子育てに変えていただけたらなあ!と思います。
悪い循環でも、愛情が無いわけじゃない。と言う言葉、沁みました…
そうなんです、色々言っちゃうかもしれない。でも私たちは親であって、一人の人間であって。
我が子がかわいくてしょうがないんだけど、言葉は裏腹…でもちゃんと愛情はあるんです。
ぐっときましたねー。
「もっと言葉のシャワー」を、とか、「愛情を注いで。」
私自身も、言われたことあります。
励ますつもりで言ってくださっているのは、理解できるんです。
でもなんか、もやもやしてしまう。
多分、、『愛情が無いですよ。』
って言われているように思ってしまうからなのかなあ。
愛情が無いわけないじゃないですか。
だけどうまくできないんですよね。。。
そういう、私たちの気持ちに、ど真ん中に入ってくるのが田中先生の言葉です。
これが、全10回あるのだから、、、そりゃもう、良いに決まってますよね!
やっぱりペアトレは全10回のロングな講座だし、なかなか「やってみよう」という決心をつけるのには勇気がいるよね。お金もかかるし💦
と思いながらも、やっぱり、ペアトレは唯一無二の手法だと思います。
親はやっぱり子どものことになると、いつも一生懸命になるし、イライラもする。
後から思い返せば、あんなに怒らなくても良かったのにな、と自己嫌悪になったり。
自分自身が情けなく思えたりするものですが、だけど、親でしかできないこともあります。
だから、ペアトレってすごく大事なのですよね。
私たち親の役割って?子どもの自立のために、私たちがしてあげられることってなんだろう。
COLORSのペアトレは、富田林市教育委員会の後援、及び補助金の助成を受けて実施していますが、
それでもほとんど利益はなく、私たちスタッフはほぼボランティアで活動しています。
みなさんのご参加が、私たちの励みにもなります。
有料での実施ということで、皆様には申し訳なく思いますが、ちょっとでも「やってみたいな」と思われたら、
ぜひともご検討いただければと思います。
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ホームページが新しくなりました
NPO法人COLORSは、おかげさまで、今年10周年を迎えました。
この節目の年に、代表佐藤のホームページと合併という形ではありますが、新たにホームページを作成することにしました。
理由は色々あるのですが、
一番は、地域の方に、
広く、この地域にペアレント・トレーニングを届けたい
と言う思いが一番でした。
ぜひ、発達に課題のある子どもたちと、その保護者の方に広めたい。
正直ほぼボランティアでの実施で、スタッフにも、時間的、金銭的にもかなり負担をかけていましたが、
それでもやっていく価値があると、私たちは確信し、信じてやってきました。
今回のHP作成にあたり、日ごろお世話になっている穂口さんの『
リウムスマイル』さんにご協力をいただきました。
軽い気持ちで、『ペアトレの普及のために、ホームページを新しくしたい』と、ご相談させていただいたところ、
自分のこれからのビジネススタイル、方向性まで、色々と整理していただき、自分自身の仕事のスキルアップにもつながったと思います。
自分自身の今までを振り返りながら、なんだかちょっと自信をなくしかけたりもしましたが…
資金的なこともあって、『佐藤社会福祉士事務所』の一部を間借りする形にはなりますが、
今までよりもっと見やすく、充実したホームページを作っていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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からだとこころセミナー
セミナーの開催
ぽぽろスクエア 千住真理子先生をお迎えし、からだとこころセミナーを実施しました。
千住先生は大阪府内の中学校で音楽、障害児学級を受け持ち、障害児学校にも勤められました。
退職後、高等部卒業後の学びの場「ぽぽろスクエア」(堺市)に立ち上げから関わり、性教育と進路の授業を担当されています
今回のセミナー、正直、最初はあまり申し込みが少なくて、実施できるかどうか不安でした💦
でも、最終的には少しずつ申込者が増え、中学生4名、高校生2名、保護者の方のみご夫婦2名、支援者の方1名、大阪大谷大学心理福祉学科の植木是先生に、ボランティアの学生さん6名、参加してくださいました。
※植木先生は、代表佐藤が、ソーシャルワークのスーパービジョンでお世話になっている先生です。
実際に親の立場で性のセミナーに参加したことはありましたが、子が参加するというのは結構踏み込んだチャレンジ企画だったと思います。
でも、思春期を迎えた我が子に、性についてどう教えればいいのか、いつ頃話せばいいのか、親であれば一度は考え、迷うところなのではないかと思います。
ネットの世界では行き過ぎた表現や、間違った情報が多数あり、子どもたちはそういった情報に常にさらされているといってもいいと思います。
大人になっていく自分たちのこころとからだ。自分のことなのだから、やっぱり、ちゃんと教えてあげないといけないと思います。
性についての正しい知識、といわれると、どんな話になるんだろう…と少し思ってましたが、千住先生が、本当にわかりやすく、自然な感じで聞かせていただくことができました。
必要なことだな、と、心から思いました。
普段なかなかできないお話で、とても貴重な経験でした。ちょうど良いタイミングで、本人も興味を持って体験できました。 また継続的に勉強できればと思います。
ここまでの性の内容は、私自身も学校等で教わってきてなかったので、最初は戸惑いもありましたが、やはりネット等の偏った情報で知るのではなく、正しいことを最初にしっかり教えてもらった方が、自分で判断して行動ができると思うので、今日は参加して本当に良かったです。
家でも、どちらかと言えば避けてたことなので、これを機に子供とも話していければと思います。 ありがとうございました。
大学生のボランティアの方が参加者の子供と保護者のつなぎ役の存在になっており、子供からすると年の近いお兄さんお姉さんのような存在で色々と話しやすい雰囲気だったと思います。
性教育というタブー視されがちな話題ですが、このような場が継続されるとこれから大人になる子供達に正しい知識を提供する事が出来るのではと感じました。 少ない人数で段取り等大変だったと思いますが、参加できて良かったと思います。
性教育そもそもを自分が受けてきておらず、どうやって伝えていくべきなのかを後回しにしてきた感があります。
実際に、我が子や事業所内の利用者さんたちにどのように周知していくのか?どこから、入るのか? 切り口が、わからなかったのですが、今回体験させていただけて、まずは『自分で決める』という、経験を積んでいくことだなぁ。と感じました。
それと、相手に尋ねる。というアクションを取るということ。 これくらいからだったら、事業所の利用者たちに、私もできることかな…と。 ネットでは、性についてが歪んだ形で表現されていたりするので、正しい知識を真っ直ぐに伝えていくことが大切だと感じました。
これからに、繋げていきたいと思います。 ありがとうございました。
イラストやスライドで分かりやすく伝えてくださって、娘にも理解できたようです。 大学生のみなさんと話す機会もあって、娘が好きな歌手の話を聞いてくださって楽しかったようです。 私も、娘が自分で決めることの大切さを改めて実感しました。ありがとうございました。
学校では教えて貰えない内容でした。 親もなかなか説明しにくい内容でした。
セミナーに行けて良かったです。 ありがとうございました。
今回、セミナーの講師をしてくださった、千住真理子先生。本当にありがとうございました。
子どもたちへのセミナーだけでなく、保護者やボランティアの方へのフォローも丁寧にしてくださいました。
一つ一つの言葉に愛を感じ、なかなか触れられないような話も、先生から聴くと、自然なこととして聞くことができました。
またぜひ、企画して先生に来ていただきたいと思います!
そして、ボランティアとして参加してくださった、大阪大谷大学の植木是先生、学生の皆さま。
あこがれのかっこいい大学生の皆さんと一緒に、いろんなお話をすることができて、子どもたちもすごく楽しかったみたいです。
大学生の方々との交流は、また機会があったら継続させていただけたらと思いました。
富田林市社会福祉協議会の善意銀行の担当の皆様、ありがとうございました。
最後に、このセミナーを実施するため、長い時間をかけ、広報、企画に奔走してくれたスタッフの皆さん。
ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
大変だったけど、思い切って実施できて、よかったね!